快適な毎日をつくる材料
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食物残渣乾燥はエコに通じる発想

食物残渣乾燥はエコに向く発想です

日本では四季を通じてさまざまなイベントがあり、それらに応じてその席を彩ってくれるいろんな食べ物がスーパーマーケットやコンビニエンスストアの料理品コーナーを華やかに飾ってくれます。

近年注目を集めているのが、節分の日に食べる習慣になっている太巻きです。

節分の日になると、店内の食品コーナーに山のように積み上げられているのを見たことのある人も少なくないでしょう。

しかし、この太巻きは食べる日にちが決まっているため、当日を含めて数日のうちに売り切れないと、残渣食品となって処分しなけければならなくなっていまいます。

ただし、処分するにしても大量に残ってしまうとその費用も嵩んでしまいます。

そこで、近ごろはもったいないという発想から、売れ残ったこの太巻きを破棄物系のバイオマスとしてエコに利用しようとする企業が増えてきています。

売れ残った太巻きを機械で乾燥させて再生エネルギーとして利用していこうというものです。

食物残渣のバイオマスエネルギーへの利用は、季節ものの太巻きに限ったものではありません。

パンや麺類、惣菜なども含まれます。

それに、食物残渣の乾燥方法もいろいろです。

連続して熱を伝える方法もあれば、熱風を送って乾燥させる方法などもあります。

ほかにも、真空にして乾燥させる方法なども。

バイオマスエネルギーへの利用ということでは、乾燥させる方法以外に焼却し炭化して利用する方法などもあるとのことです。